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アクセスポート NIS-006のTCMデータについて・・・
Posted by Eiichiro Sawa | Category: 一言日記 | Posted on 2012/12/28 18:14◇ TCM(ローンチコントロール)とは ◇
初期型GT-R(2008年式/2009年式米国仕様)にはLC1と呼ばれるローンチコントロールシステムが搭載されていた。その機能はトランスミッション、サスペンション、VDCをMT+race/race/オフと切り替えることで有効になる。
ブレーキを踏んだ状態でアクセルを全開にすると回転を4500rpmまで上げることができ、
ブレーキを離すと、コンピューターがクラッチを下ろし車を発進させる。
路面の状態にもよるが、0-60で3.3~3.6秒のタイムを達成していた。
かなりアグレッシブ(攻撃的)なローンチで、トランスミッション内部にかなりの負担がかかる。
日産は保証の対象外としていた。
09年式モデルから新しいローンチコントロールLC2に変更される。
LC1よりギアに優しく、ローンチ時の回転リミットは3000rpm。
顧客満足プログラムとして、2009年式GT-Rのオーナーは新ソフトウェアへのアップグレードを提供された。また、ディーラー在庫の2009年式GT-Rも同様にアップグレードされた。
クラッチがいきなり繋がるのを防ぐために、コンピューターがクラッチを滑らせるようにしている。
LC2はmode independentまたは二段階の同じ方法でクラッチが噛み合うようになっている。
この技術を使うことで、LC1よりいくらか穏やかな発進ができるが、アクセルペダルを停止からベタ踏みするよりもアグレッシブである。
VDCをオフにしても初期発進に影響はないと思われる。
RPMにバラつきがあるため、一般的に不安定だとみなされている。
また、ポンプ式(ポンピング?)を使うことで高RPMでのローンチが可能である。
RPMが3000近くになったところで回転を落とし、ブレーキを効かせたまま直ちにアクセルを踏み直す。この方法は確実なものではないが、ローンチのRPMを稼ぐことができる。
性能面から言えば、初期のテストではLC1と同等とされていたが、LC2の方がほんの少し遅い。
VDC有りの状態ならLC2を使用しても日産の保証を受けられる。LC2を使ってもGR6に問題は起こらない。中には200回以上もローンチを行った車両もあるが、GR6が故障した例は見られなかった。
2010年式GT-R(米国仕様2011年式)には、全く新しいローンチコントロールシステムが導入されている。LC3と呼ばれるこのシステムは、MT+R/R/Rのときだけクラッチが繋がるようになっているが、素早く、確実に、安定して3300rpmまで回転が上がる。LC3でのローンチはLC2より良いと言われている。
基幹システムの変更に伴い、日産は2011年式(米国仕様2012年式)に新しい、専用のローンチコントロールを搭載すると発表した。このシステムは『Rモードスタート』と呼ばれている(COBBはLC4としている)が、MT+RにすることとVDC設定によりクラッチを繋ぐことができるようになっている。
安定感のある4000rpmでのローンチが可能。LC1より攻撃的で、LC2のようにしっかりしている。
以前のバージョンでは、ローンチ発進するごとに一定の距離(1マイル以上)を走行しなければ
次のローンチを行うことができなかったが、LC4は4回連続でローンチを行うことが可能。
純正仕様のGT-Rにおいては、最速のローンチコントロールシステムと認識されている。
さらに、50馬力アップしたDBA仕様のGT-Rでは、0-60mph(96km/h)で3秒以内というタイムを達成。ドラッグストリップでは、1.6 60'というタイムが一般的である。
日産の保証の対象である。
2012年式(米国仕様2013年式)GT-Rには、LC5と呼ばれるアップデートされたTCMが搭載されるようになった。LC5はLC4のシステムを進化させたもので、運転性能を向上させるためクラッチがよりスムーズになっている。
リバース、シフトアップ、シフトダウンがスムーズになったと言われている。
ATモードでは、4速と5速ギアの状態がより長く続くようになっている。
LC4の『Rモードスタート』を継承している。
注:これらのローンチコントロールシステムを使うには
トランスミッションの温度などを含む、所定の条件を満たさなければならない。以上は和訳してあります。T/M油温は60度か70度だった筈です。
当然・・・
MYR35にはLC5 リプロをおこないました。
これらのデータはT/M油温セフティーが入る温度しきい値も上がっております。
NIS-005からのバージョンアップも差額のみで可能です。