1992年 鈴鹿フレッシュマントロフィーレース N1クラス
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昔から開催されていたJAF公認レースで、当時、草レーサー達のあこがれのカテゴリでした。エントリーしていたドライバーも当時の走り屋達の大先輩ばかりで、大変敷居の高いレースでもありました。エントリー台数も多く予選落ちが半数以上あり、また、老舗のレース屋が幅を利かせていたこともあり、プライベートが入る余地はほとんどありませんでした。レベルも格式も高いレースでしたが、中山サーキットでの練習走行で自信を付け、また、当時のライバル達も鈴鹿に行きだしたということもあり、ついにN-1クラスにエントリーしました。当時はEF-9シビックを2台走らせ、デビュー戦で5位入賞を果たしてしまい、暴走風のアグレッシブな走りで注目を浴びるようになったのです。無論、敵も増えましたが、ライバルが増えるとさらに燃えるタイプでしたので、練習やレースカーの研究を今まで以上に突き詰める努力をしました。